【☕story3…日本で最初に栽培されたコーヒー】
今や人々に愛され、毎日飲まれて国民茶ともいえるコーヒーですが、日本でもコーヒーは栽培されているのでしょうか?
今回は、日本で最初に栽培されたコーヒーについて、紹介していきます♪
【日本で最初に栽培されたコーヒー】
明治時代、当時のコーヒーは輸入に頼り価格がかなり高いものでした。
そこで、明治政府は国内の需要を国内コーヒでまかなおうと考えたのです。役人をジャワ島に派遣してコーヒーの苗木を入手し、これを小笠原に移植しました。(明治11年)
大事に育てられたコーヒーの木は、3~4年後には花をつけ実を結び、40㎏ほど収穫できるようになりました。しかし、本来の育つ環境が違い、気候風土が合わなかったのでしょう、その後枯れるものが多く栽培はうまくいきませんでした。
そして、コーヒーの栽培は、サトウキビほど収益が上がらず、採算が取れなかったことも挫折した原因のひとつとされています。
現在もコーヒーを試験的に栽培されている人はいますが、出荷できるほどの収穫はないようです。
*参考文献:珈琲[コーヒー]永岡書店
広島の家庭焙煎コーヒー教室のcaffe fresco Nagi (カフェ フレスコ ナギ)からコーヒーのミニ知識をお届けしました。
次回をお楽しみ♪